性的指向(Sexual Orientation)とは、人の恋愛・性愛がいずれの性別を対象とするかを表すものであり、具体的には、恋愛・性愛の対象が異性に向かう異性愛、同性に向かう同性愛、男女両方に向かう両性愛などを指す。
性自認(Gender Identity)とは、性別に関する自己意識のことをいう。
性的マイノリティーの人たちが働きやすい企業を目指そうと対応に乗り出す動きが広がり、大手企業の4割が「対応実施」しているという調査結果が発表されました。そこには、企業が多様な人材の能力を引き出し、生産性向上を図っていくことが不可欠であることが背景にあります。
また、2019年にはラグビーワールドカップ、2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催され、世界中の人々が日本を訪れます。人種・宗教・文化・習慣・性別のみならず性的指向・性自認に対する理解も急務であり、真のグローバル企業として試されています。対応を間違えて世界中から非難されたケースも少なくありません。
まずはどこから始めれば良いのか。正しい知識を持って当事者の立場に立ちながら、一つずつ変えられるところから変えていくことが大切です。キャプランは貴社の目的に合わせて全国に講師を派遣いたします。お気軽にご相談ください。
LGBTへの企業の取り組みに関するアンケート
(出典:経団連 ダイバーシティ・インクルージョン社会の実施に向けて/2017年5月)
Q1.何らかの取り組みを実施しているか
Q2.取り組みとして当てはまるもの
知識として「知っている」のと、お話を伺って"心"で感じるのとでは深みが違うと思いました。採用関連の業務に携わっていますので、『心理的安全性』をこれまで以上に心がけ、適切にお伝えしたいと思います。
レズビアンやゲイの友人もいるので普通に接してきたつもりですが、まだまだ制度や法律上の問題もあり、大変な面も多いことがわかりました。会社から発信する文章を作る際にも、これまで以上に言葉選びに気を付けたいと思います。
今までどのように接していけば良いか分からなかったが、正しい知識が身に付き、身近に感じられるようになりました。採用面談でおそらくLGBTだろうと思われる方に対してどのように接すれば打ち明けてもらえるのかと考えていたが、打ち明けてもらえるような自分に変えていかないといけないと気付きました。
セミナーに参加する前は「LGBTだからと仕事に支障はないだろうし、何か特別に考える必要はあるのだろうか」と思っていました。お話を聞いて、私が思っていた以上に会社で働くことに関してさまざまな不安感を抱いていることを知り、LGBTの方がとても働きやすい環境作りや配慮が必要なのだと感じました。
全ての人に対して、自然体で接することを心がけたいと思いました。これはLGBTに限らず、身体の障害をお持ちの方、お年寄り、小さなお子さんなど、私自身が関わることがあるとするならば、それは恐らく何か意味があって関わることになるのだと思います。それを自然体で受け入れて行こうと思いました。
「LGBTとは」ということのみならず、それを取り巻く現状がよく分かりました。また、例えば上司として、同僚として、どのような対応がふさわしいのかなど、実際に自分も考えておくべきことが具体的に示されていました。
日頃多くの時間をともに過ごす人たちが、同じ時間・同じ場所でこのテーマに向き合えたことはとても良かったと思います。ありがとうございました。
とても素晴らしい講師だと感じました。上からでもなく、エピソード集にもならず、非常に論理的でありながら面白く理解できました。良いセミナーでした。